App
BOCCO emo
ユカイ工学株式会社
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Project info
ユカイ工学が開発している、家庭用ロボットの新作BOCCO emoのアプリの開発を行いました。
いつの間にかスマホに増えているSNSやメッセージアプリ。
友達は今何しているかわかるのに、一番大事な家族のことがわからない。
BOCCO emoと専用アプリは、あなたの“家族”とのコミュニケーションを豊かにするサービスです。
Process
「家族のタイムライン」を、そっと可視化するために。
今、私たちは一日中SNSのタイムラインを眺め、友達や知人の近況を手のひらの中で知ることができます。
でも、本当に一番知りたいのは、今、隣の部屋にいるはずの家族のことなのかもしれません。
ユカイ工学様が開発した家庭用コミュニケーションロボット「BOCCO emo」は、そんな現代のすれ違いに向き合うために生まれました。
わたしたちは、そのBOCCO emoとつながる専用アプリのデザイン・開発を、プロジェクト初期から担当しています。
このアプリは、ロボットと連携して、離れていても家族のちょっとした出来事や気配を自然と伝え合えるしくみを実現します。
両親が共働きでひとりの時間が多い子どもや、遠方に暮らす高齢の家族。そんな大切な人たちの“いま”を、やさしく見守り、そっと寄り添う存在がBOCCO emoです。
BOCCOという名前は、東北・秋田の方言で「子ども」を意味する「ボッコ」に由来します。まるで “座敷わらし” のように、そこにいるだけで家族をつなぎ、しあわせを呼び込む存在であってほしい。
そんな願いが込められています。
持続可能な開発と進化
iOS/Android両プラットフォームに対応したこのアプリは、正式リリース後もさまざまな企業と連携した実証実験や機能拡張を続けています。
また、CES 2023でInnovation Awardsを受賞するなど、BOCCO emoが「家族の新しいプラットフォーム」として進化していく中で、それに並走し、柔軟に拡張できるアーキテクチャと開発体制を構築しています。
Credit
- Direction: Yu Saeki
- Design: Tomohiro Hosokawa
- Development: Yuichi Ikeda, Aaron Davidson, Shoon Lai Shwe, Riku Dejima