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Shibuya-ku, Tokyo

Web Site, Movie, Photography

CITABRIA コーポレートサイト

株式会社CITABRIA

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Project info

CITABRIAという思想を、空気感ごと伝えるブランドサイトへ。

株式会社CITABRIA様のコーポレートサイトリニューアルにおいて、ブランディング・デザイン・実装に加え、撮影ディレクションまでを横断して担当しました。

本プロジェクトは、ケータリング事業の刷新をきっかけに、レストランやプロジェクトを横断する「CITABRIA」というブランド全体の在り方を見直す取り組みとして立ち上がりました。

コロナ禍以降の環境変化により、ケータリング事業は拡大していた一方で、ブランドとして目指すべき方向性とのズレが顕在化していました。

さらに、「説明しすぎない表現」というクライアントの明確な意向と、導線の分かりやすさや理解性を担保する必要性との間で、いかに表現の自由度と機能性を両立させるかが大きな課題となりました。

特に、FOOD LABという独立した思想を持つプロジェクトとブランドの関係性や見せ方についてはクライアント内でも方向性に迷いがあり、それらをどのように位置づけるかが重要なテーマとなりました。

そのため、単に情報を整理するのではなく、どのような価値を提供するブランドであるかを見直し、ターゲットにふさわしい見せ方へと再設計する必要がありました。

Process

思想を伝えるための構造設計

本プロジェクトでは、CITABRIAの思想や存在感をどのように立ち上げるかが大きなテーマとなりました。

CITABRIAの価値は、言語化された情報だけでなく、その背景にある思想や美意識、佇まいに宿るものであると捉えました。

また、複数のレストランやプロジェクトはそれぞれ独立した存在でありながら、共通する価値観によってつながっているという構造を持っています。

そのため、情報を整理して伝えるのではなく、ブランドの関係性や空気感そのものをどのように体験として伝えるかが重要であると考えました。

こうした解釈を踏まえ、本サイトでは情報を網羅的に整理するのではなく、「CITABRIAとは何か」を言葉に頼らず直感的に感じ取れる構造を重視しました。

余白を生かしたグリッドレイアウトを基盤としながら、最小限のコピーと導線によって構成することで、「説明しすぎない」ブランド体験を設計しています。

また、料理・空間・プロダクトといった複数の要素を横断的に扱うことで、CITABRIAを単なる飲食ブランドとしてではなく、より広い価値観を持つ存在として捉えられる構造としました。

さらに、ケータリングおよびFOOD LABについては、CITABRIAの思想の延長線上にありながらも独立した存在として認識されるよう、情報設計とビジュアルの両面から差異を設計しています。

視覚表現と体験設計

デザインにおいては、写真素材の強さを活かしながら、料理に限定せず、建築や人物、抽象的なイメージを織り交ぜて構成することで、ブランドの多層性を表現しました。

文字サイズや配置に強弱をつけることで視線の流れを設計し、アニメーションは最小限に抑えることで、可読性と静けさを両立しています。

また、FOOD LABやケータリングの領域においては、アウトラインを用いたマテリアルや設計図のようなビジュアルを取り入れ、"実験"や"挑戦"といったコンセプトを表現しました。

料理を料理としてではなくプロダクトのように捉え直すことで、従来の飲食サイトとは異なる視点を提示しています。

ブランド価値への転換

本サイトは、CITABRIAの思想やブランドの存在感を、従来のコーポレートサイトとは異なる形で表現する基盤となりました。

ケータリング事業についても、料理提供サービスとしてではなく、空間や体験を含めた価値として再定義することで、ハイブランドに向けたポジショニングの最適化につながっています。

また、「説明しすぎない」設計でありながらも、ブランドとしての信頼感と独自性を両立させることで、CITABRIAらしさを体験として伝えるサイトへと昇華しました。

さらに、幅広い問い合わせを促進するのではなく、ブランドにふさわしい案件に適切に届く構造とすることで、ブランドの選択性を担保しています。

Credit

  • Planning: Satoshi Amenomori
  • Direction: Yuki Yamasaki, Yu Saeki
  • Design: Masanori Ohnishi
  • Development: Hiroshi Sekiguchi
  • Movie: Sho Saito

Other Work