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Cubo Design Architect コーポレートサイト

Cubo Design Architect

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Project info

キューボデザイン建築計画設計事務所様のコーポレートサイトをリニューアルいたしました。

本プロジェクトにおける主題は、単なる情報整理ではなく、

同事務所が追求する世界観と思想を、いかにWeb上で純度高く伝達するかという点にありました。

キューボデザイン建築計画設計事務所様の建築は、

禅や日本文化に通じる削ぎ落とされた美意識を根底に持ち、

光と影の移ろい、自然素材が持つ表情、空間に漂う静けさを丁寧にすくい取る設計思想を特徴としています。

また、代表・猿田様との対話の中で繰り返し語られたのが、

「人の心に触れる建築をつくりたい」という想いでした。

"琴線に触れる体験"という言葉に象徴されるように、

空間は単なる機能体ではなく、感情に静かに作用する存在であるという明確な哲学が通底しています。

さらに、サイト内に掲げられている

"洗練されたミニマリズムの美学を追求する建築チーム"という一文からも分かる通り、

言葉選び一つにおいても強い美意識と思想性が宿っています。

私たちはこの思想を損なうことなく、

むしろ最大化するかたちでWebへ翻訳することを目指しました。

写真の持つ力強さや佇まいをそのまま活かしながら、

訪れた人が迷うことなく思想に触れ、自然と「ぜひ相談したい」と感じられる構造へ。

世界観の純度と、相談導線の明確さ。

その両立こそが、本プロジェクトの設計テーマでした。

Process

思想を、体験へと置き換える

本サイト設計において最も重視したのは、

"禅の精神に通じる美意識"をどのようにWeb体験へと変換するかという点でした。

禅に通じる思想とは、足し算ではなく引き算。

過度に語らず、余白の中に意味を宿すこと。

その解釈のもと、デザインはまず「何を削るか」から始めました。

情報量を最小限に整理し、視覚ノイズを排除。

写真を大きく、静かに配置することで、理屈ではなく直感で魅力が伝わる構成としました。

説明過多にせず、必要な言葉だけを丁寧に置く。

スクロールの流れの中で、自然に思想が滲み出る構造を意識しています。

"間"を設計する

キューボデザイン建築計画設計事務所様の建築に共通するのは、

光と影のコントラストが生み出す奥行きと、素材の静かな存在感です。

その空気感をWeb上で再現するために、

レイアウトは広い余白を基調とし、

要素同士の距離に意識的な"間"を設けました。

スクロールテンポはゆったりと。

表示のタイミングは抑制的に。

フレーム内でわずかに動きを持たせた写真が、

静かにスライドし、やがて定位置へ収まる演出。

その動きは主張するためではなく、

建築の持つ呼吸や時間の流れを感じさせるためのものです。

結果として、視覚的な刺激ではなく、

心に余韻が残る体験設計を目指しました。

言葉と思想の一貫性

本プロジェクトでは、ビジュアルだけでなく、

言葉の扱いにも細心の注意を払いました。

"琴線に触れる"という表現に象徴されるように、

同事務所のコミュニケーションは、常に感情への配慮を伴っています。

そのため、サイト内のテキスト量、言い回し、改行の位置に至るまで、

思想と齟齬が生じないよう慎重に設計しました。

Webは、情報を並べる場ではなく、

思想を体験させる場であるべきだという前提のもと、

トーンの統一と、文脈の流れを重視しています。

国境を越えても揺らがない世界観

海外ユーザーを想定し、日本語/英語の切り替え機能も実装しました。

言語が変わることでレイアウトバランスや印象が崩れてしまえば、

世界観の純度は損なわれます。

そこで、文字量の差異を前提にグリッドを設計し、

翻訳後も視覚的な緊張感や余白の美しさが保たれるよう調整しました。

言語が変わっても、思想は揺らがない。

その一貫性を担保することも、本設計の重要な要素でした。

Outcome

写真の力をそのままに、より遠くへ。

本サイトは、単なるポートフォリオではなく、

キューボデザイン建築計画設計事務所様の思想と美意識を体感する入口として設計されています。

禅に通じる引き算の美学、

光と影が織りなす静謐な空間、

自然素材の豊かな表情、

そして人の心に触れる体験提案。

それらをWebという媒体へ翻訳し、

訪れた人が静かに世界観へ没入し、

自然と対話を始めたくなる構造へと昇華させました。

思想を削がずに伝えること。

静けさの中に、確かな存在感を宿すこと。

その両立を目指したプロジェクトです。

Credit

  • Project Management: Kojiro Yamada (FRAMELUNCH inc.)
  • Original Design: Nobuhiro Nakagawa (nakanaka graphic)
  • UI/UX Design: Tomohiro Hosokawa (FRAMELUNCH inc.)
  • Development: Norikazu Kishimoto (FRAMELUNCH inc.), Ariunbayar Munkhdorj (FRAMELUNCH inc.)

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